外出先でメールなどを書くとき、私は一般的な携帯電話のキーで文章を打つ気にはなりませんが、iPhoneでなら何とかメールを書くことができます。
私にとっては、携帯よりも、iPhoneの画面に指をすべらせる方式のほうが圧倒的に速く入力できるのです。
でも、iPhoneの入力方式にもデメリットはありまして、その一つは、歩きながらだと非常に入力しにくいということです。
まあ、歩きながら入力するなという話ではありますが。
なぜ入力しにくいかですが、携帯の場合、ボタンの感触をもとに指をひっかけながら打つことができますが、iPhoneのインタフェースにはそのような物理的刺激がないので、今どのキーを触っているかは目で見て確認しなければいけませんし、つるつるのスクリーンなのですぐに指がずれてしまいます。
そのため、iPhoneの画面が、ソフトウェア制御によって、触っている指に軽い刺激を返してくるようになれば面白いと思っています。
同じAppleの製品で、最近のMacBookについているトラックパッドはとても便利です。
二本指で触って指を開くと画面をズームしたり、スワイプする(三本指で触ってそのまま指を滑らす)と、PDFを次のページに進めたりできます。
アプリケーションによっては、このトラックパッドの機能に対応していない場合がありますが、未対応のアプリケーションでもMultiClutchというソフトをインストールすれば、そのような動作を設定することができます。
私は、ブラウザはFirefoxを使っているので、三本指で横のタブに移動、上下スワイプで戻る、進む、というように設定しています。
こうしておけば片手で快適に操作できます。
Vimperatorアドオンにより、キーボードのホームポジションに両手を置いていればキーボードだけでリンクをたどっていくことができますが、気楽にウェブを見たい時は、キーボードはあまり使いません。
特にスワイプという操作は、指を適当な位置に置いて、適当な位置まで滑らせればいいので、実にいいかげんな動作でもちゃんと操作することができてうれしいです。
もう一つ、別の話。
普段あまり使っていないのですが、自宅にWiiがあります。今まで一番やりこんだゲームは「スーパーマリオギャラクシー」です。これは毎晩のように息子(当時五歳)と二人プレイをしていました。小さいお子さんのいるかたにおすすめです。
ところで、WiiにはOpera社のウェブブラウザがついています。家族がテレビでインターネット、というのはかなり惹かれるシチュエーションなのですが、結局私はこのブラウザを使っていませんし、使っている人はそれほど多くないと想像しています。
インターネットに接続している端末数でいえば少なくとも300から400万台にはなるようですが、私の経験の範囲では、Wiiからのネットサイトへのアクセスは非常に少ないです。0.1%は確実に下回っているというレベル。
私がなぜWiiのブラウザを使わないかというと、操作がけっこう難しいのです。Wiiリモコンをテレビに向け、ページの中のリンクをポイントするとリンクを開くことができますが、リンクにカーソルを合わせようとして、手が震えてしまいます。
ゲームならそれぐらいの難しさはあってもいいですけれど、ウェブサイトを見るためにはかなり面倒に感じてしまいます。
リモコンのセンサーを使ってだいたいの位置を指定し、その中から十字キーなどで選択できればいいのかなぁと思いますが、煩雑になるでしょうか。
漠然としていますが、加速度センサを利用してより曖昧な動作を受け付ける、というような可能性もあるかもしれません。
専門的な研究はよく知りませんが、曖昧な動作を受け付けるインタフェースというのは追究のしがいのあるところなのではないでしょうか。
ウェブがもっとカジュアルに使えるようになればいいですね。

株式会社マリーチで企画、開発を担当する道須のブログです。
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