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『ネーミン』は、キャラクターやサイト名、あるいは拾ってきた猫の名前など、色々なものに対して広く名前を募集できるサービスです。名前をつけることは楽しい反面、難しくもあり、つける人のセンスが問われます。自分はいいと思っても他人はそうは思わないということもしばしばです。そこで、名前の募集から投稿までを簡単にネットで実現しました。。閲覧ユーザーは投稿された名前を見て投票を行なうことで、一般の人がいいと思う名前がわかったり、投稿された名前をヒントにして名前を考えたりすることができるようになります。また、名前をつけたいものの説明内容から、自動的にネーミングする機能もあります。
ネーミングは、個人から自治体まで一年を通じて常時行なわれています。自治体でシンボルマークの名前を決めるときは、はがきによる応募などで広く一般から集めることも多いと思います。個人でペットの名前をつけるのであれば、家族や周りの友人に相談して決めています。もし、簡単にネーミングできる仕組みがあれば、個人、自治体、企業を問わず有効活用して頂けると考えました。
ネット上でこの仕組みを提供できれば、作業が効率化されるだけでなく、紙や人件費の削減につながり、自治体や企業の大幅なコストダウンを実現することも可能になります。
名前をつけたいものがある場合に、その説明を文章と画像で入力し、応募期間、発表日を設定します。その内容を見たユーザーがネーミングを行ないます。名前は人気投票を行なうことができ、名前はランキング表示されます。
自治体や企業が採用した名前をネーミングしたユーザーに報酬を還元する場合は、その内容を応募要項の中に謳うこともできます。報酬を設定すれば、ユーザーもより真剣に投稿を行ないます。発表日までに募集を行なったユーザーは採用の名前を決定し、発表日に発表します。
ユーザーはメールアドレス及びパスワードのみの簡単な登録を行ないます。投稿された名前に投票を行なうユーザーは登録不要です。ただし、一つの募集に対して限られた数の投票しか行なうことができず、同じ名前への投票はできません。
また、『ネーミン』は自動的に名前を生成します。募集の内容から、その内容に合った言葉をネットから検出し、いくつかの言葉を組み合わせて名前として生成します。ユーザーがつける名前はもちろんですが、『ネーミン』がつける名前のもっともらしさや意外性を楽しむこともこのサービスの面白さです。
名前の自動生成には入力された文章から抽出したキーワードを使います。あらかじめある程度の数のサンプル文書から単語ごとのIDFを計算しておき、入力文章の単語TF-IDFを得ることで、その文章に特徴的なキーワードを抜き出すことができます。Webのデータなどをもとに抽出ワード、およびその組み合わせから関連キーワードのリストを作成し、名前として成立する様々なパターンにはめ込んでいきます。
イベントやキャンペーンなどを運営する会社は有効活用できます。単に投稿された名前の人気がわかるだけでなく、つけたい名前がある場合もその名前に人気があるかどうかを計ることができます。そうすることで、主催者の思い込みによるネーミングを避けられます。
また、ペット関連企業との親和性も高くなります。ペットを飼うことになった人が、そのペットを飼うことになった経緯、そのペットの様子、性格、特徴などを詳しく説明して写真を載せると、イメージにあった名前を投稿してくれることが期待できます。そうすればソーシャル的な要素が楽しく演出されます。
『ネーミン』は多くのユーザーが投稿し、投票することでよりいい名前がピックアップされます。従って、多くの閲覧者を抱えるサイトとタイアップするか、告知効果の大きいネーミングキャンペーンを取り込むなどしてある程度のユーザーを確保してから、ネーミング募集を増やしていく必要があります。
また、ユーザーが投稿したり、投票したりするインセンティブも考えなければいけません。なんらかの報酬を設定している募集であれば投稿や投票を見込めますが、報酬が設定されてない個人による募集などであれば、活動を促進するような仕掛けがないとそれ程投稿されないかもしれません。サービス内の活動によって、応募や投票ができる数を増やすなどの仕組みの導入が考えられます。